液体窒素の容器について

目次

自加圧型容器(100L)


容器の種類

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容器の構造・外観

開放容器の構造ln_vessel 自加圧型容器の構造ln_vessel_100_fig_g

ln_vessel_100_top_g  (例: リコン製、LICON-100)
 注意:製品によって、それぞれの弁などの位置関係に違いがあります。
 使用前には、製品マニュアルなどを参照し、どれが何の弁か確認をしてください。

自加圧型容器の操作

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容器に関する注意 (特に気をつけるべき事柄で、容器そのものに関しての注意です)

【エレベータ・注意表示用サンプル】
印刷用pdfファイル(78Kb)

ln_vessel_caution_elevator
【換気に特に注意をする】
 ・液体窒素が容器に入っている場合、換気には充分に注意をしてください。
 ・エレベータに容器を持ち込む際には同乗しない、同乗させない。
  (注意表示をして、途中階から乗り込れまないようにする)
【異常がある容器は使わない】
 ・大きな事故につながる危険性があります。
 ・特に、外槽に傷がある場合や、変形など重大な異常が見られる場合はその容器は使用しないようにしてください。
【強い衝撃を与えない】
 ・強い衝撃が与えられると、保冷能力が低下したり、容器内部(頚部や内槽など)が破損する原因になります。
【開放容器は、キャップを固定しない】
 ・開放容器は、その充填口に固定されていないキャップが付いています。
 ・これは、気化した窒素ガスを開放して容器の内圧を上げず、かつ外気の流入を防ぐためです。
 ・何らかの理由でそのキャップが固定されてしまうと、内圧が上昇し事故につながる危険があります。
【搬送は充分に注意をして行う】
LiquidNitrogen career  ・100リットル容器は空重量で80kg近くあり、満タン充填をした場合は150kg超の重量となります。
 ・搬送は充分に注意をして行ってください。
・50リットル容器や100リットル容器など大型容器の運搬のためにブレーキ付きのキャリアを用意しています。ご利用ください。
【容器の再検査】
 ・自加圧型容器など密閉容器は、高圧ガス保安法・容器保安規則により、一定期間ごとに再検査を受けることが義務付けられています。
 ・容器再検査の期間は、製造した後の経過年数が20年未満のものは「5年ごと」に、20年以上のものは「2年ごと」です。
 ・ただし、1989/3/31以前製造の容器の場合は、「3年(15年未満)」「2年(20年未満)」「1年(20年以上)」ごとに なります。
 ・容器の検査合格年月は容器表面に刻印等で示されています。
 ・検査の手続きや検査料金など、詳細はその容器の製造メーカーまたは容器を購入した業者にお問い合わせください。
 ・開放容器は再検査を受ける必要はありません。

容器に関する手続き

【容器を新しく購入した場合】

【容器が古くなったので、新しい容器に換える場合】

容器の登録情報の変更

【登録情報の変更】
【登録の抹消】

容器の廃棄

【開放容器】
【自加圧容器】

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