第41回国立大学アイソトープ総合センター長会議

開催案内

平成29年4月21日
国立大学アイソトープ総合センター等
センター長・専任教員殿
神戸大学研究基盤センター
研究支援室アイソトープ部門
部門長 杉本 幸裕

「第41回国立大学アイソトープ総合センター長会議」開催のご案内

拝啓
 春陽の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 2011 年 3 月 11 日の東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所事故から 6 年が経過し、被災地の復旧・復興が一歩ずつ前に進むとともに、再生に向けての新たな展開が求められる時期に来ております。一方で、全国の放射線施設においては老朽化が問題になっております。このような現状の中、アイソト ープ総合センター群におかれましては、放射線施設の管理と放射線教育や啓発活動・被災地域の支援などの活動を日々継続されておられることと存じます。
 近年、放射性同位元素(RI)を使用したトレーサー実験が減少する一方ですが、現在でもRI 法は感度や精度・実験に要する時間などの点で、非RI法と比べて有利な点が多いことは周知の理であります。今後も放射線に関する正確な知識と安全管理の下で、RIの長所を生かした実験法の開発と普及に努めることが必要と考えられます。また、動物用PETやSPECT-CTの普及に伴い、研究現場における新たな支援業務も生じてきており、教育・研究・安全管理の現場におけるアイソトープ総合センター群の果たす役割は益々拡大していくものと考えられます。
 この様な情勢を背景にアイソトープ総合センター群の情報交換の場として、「第41回国立大学アイソトープ総合センター長会議」を別紙1のとおり開催いたしたく、ご案内申し上げます。
 文部科学省研究振興局の担当官によるご講演および原子力規制庁放射線対策・保障措置課放射線規制室の担当官によるご講演を予定しています。また、施設の老朽化への対応や放射線障害防止法の改正を見据えた今後のアイソトープ総合センターのあり方等について話し合う機会を設けたいと考えております。各大学からは、例年どおり「センターの現状と課題及び今後の展望」についてご報告をお願いいたします。
 会議初日の夕刻には構内の神戸大学瀧川記念学術交流会館にて情報交換会を開催いたします。事務担当者の方々にも是非ご参加いただき、神戸の夜景を楽しみながら情報交換と交流を深める場にしていただけましたら幸いに存じます。
敬具

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