機構長からの挨拶

機構長

「ひょうご神戸研究基盤共同利用機構」が動き始めました

 「ひょうご神戸研究基盤共同利用機構」(以下、「機構」と略称します。)は、ひょうご神戸地域における研究施設及び研究設備・機器等の利活用を促進することによって、地域の研究及び技術支援等を拡充するとともに、ひいては地域社会・産業の発展に寄与することを目的として2022年12月に設立されました。
 高度な研究機器類は、必ずしも全ての大学・研究機関に配置されている訳ではありません。さらに、配置されている研究設備・機器についても常時100%利用されているわけではありません。よって、この新しく設立された「機構」によるネットワークを利用することにより、所属している機関に配置されていない研究機器が簡便に利用できるようになります。
 さらに相互利用と共同利用を推進することによって、地域における共同研究をさらに進展することも「機構」の目的としております。このような地域における共用連携体制を整備することで、ひょうご神戸地域における研究基盤をより強固なものにし、地域における研究力強化を通して地域社会への貢献を目指してまいります。
 当面の間は、県内の代表的研究期間である国立大学法人神戸大学、兵庫県公立大学法人兵庫県立大学、及び兵庫県立工業技術センターの3機関の間での研究施設及び研究設備・機器等の相互利用と共同利用を推進することを目指しております。しかしながら、兵庫県下にはこれら3機関以外の多くの大学や研究機関が存在し、さらに民間企業の研究部門も多々存在しております。今後はこれらの機関にも参画を呼びかけてまいりたいと考えております。
 2023年度から本機構が本格稼働することになりますが、3機関の皆様だけでなく兵庫県内の各研究機関等との連携により、地域における科学研究・技術発展の新たな展開を支えて行く所存でありますので、ご支援ご助言を賜りたく存じます。


機構長 河端 俊典  




組織体制


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